今更ながらヒルドイドがすごい注目されている

お肌を気にする女性

 

近年、ヒルドイドという保湿クリームに注目が集まっています。ヒルドイドというのは、究極のアンチエイジングクリームと称されることもあり、美容関連のケアに用いられるようになりました。

 

従来から発売されているスキンケア製品、ブランド化粧品などと比べて、高い効果を持っていることが知られています。美容に関する知識を持っている人の間では、以前から有名だったヒルドイド。

 

何らかの肌トラブルや、アトピー体質で皮膚科にかかったことのある方は、ヒルドイドを処方してもらったことがある場合も多いのではないでしょうか?

 

秘訣は水分保持成分!

ヒルドイドの主な成分は、ヘパリン類似の物質です。類似という名の通り、人間の肝臓ではヘパリンという物質が生成されるのですが、これによく似た働きを持つのがヘパリン類似物質です。

 

ヘパリンは血栓を溶かして血の流れを良くする作用があり、医療現場では抗血液凝固剤として使われています。その他の働きに肌の保湿、つまり人間の皮膚にある水分を維持させる効果を持っており、これを利用したのがヒルドイドといった保湿剤になります。

 

角皮症であったり、皮膚がカサカサしたりする症状の人がヒルドイドを使用すると、症状を緩和させることができます。

 

ヒルドイドを使用した効果については個人差があります。しかし、高級な乳液を使用している場合よりも効果が出やすいという特徴を持っているのがヒルドイドです。

 

50年以上も前から使用されているヘパリン類似物質は、もともと人間の体内で合成されるものと近いので副作用も少なく、安心して使うことができる薬剤のひとつです。

基材、固さで数種類あるヒルドイド

ヒルドイドには、いくつかのタイプがあります。大きく分けると、ローションタイプ、ソフト軟膏タイプ、そしてクリームタイプの3種類です。ヒルドイドは、皮膚科や小児科などの診療科において、一般的に処方されるようになっています。

 

健康保険が適用されるため、手頃な価格で手に入れることができます。また、市販されている商品とは異なり、医師によって処方されるものなので、使用するに当たって安心感も見逃せません。

 

皮膚科などで診察を受けた上で、適切なヒルドイドを処方してもらうことが大切です。ヒルドイドを使用することで、皮膚の水分を補給したり、傷を修復したり、血行を促進したりする効果を得ることができます。

 

また、長時間にわたって持続する保湿性を持っているため、肌の状態をしっかりと改善していく効果があります。

 

ヒルドイドは、保湿力に注目が集まっている物質で、乾燥肌対策として処方されることが多いですが、アトピー・しもやけなどの症状にもよく処方されます。

 

ただ先述のように、血液を固まらせにくくする作用があるので、ジュクジュクと傷になっている部分や出血している部分には塗らないようにしてください。

安価なジェネリックでそろえることも

薬を処方する看護師

 

皮膚科や小児科では、2013年までは先発品のヒルドイドが処方されてきました。しかし、2013年12月にビーソフテン油性クリームという後発品、つまりジェネリック製品が開発されたことによって、患者にとって、より使用しやすい薬となっています。

 

使用感としては、ビーソフテン油性クリームの方が伸ばしやすい性質を持っているため、さまざまな用途に使用することができるようになりました。たとえば、顔に化粧を施す際の下地としても活用することができます。

 

ジェネリックは完全に同じではありません

誤解している方も多いのですが、先発品とジェネリック品はすべての成分が同じではありません。主な成分は同じなのですが、添加物などの細かい部分で違いがあるため、使用する際は注意が必要です。ですので、ヒルドイドだとなんともないのに、ビーソフテンだと刺激やかゆみがある・・・ということも起こりえます。安易にジェネリック製品を選択するのではなく、医師と相談しながら決めるのが適切です。

 

特に、ローションタイプのビーソフテンは、ヒルドイドと大きく異なる部分があります。ヒルドイドは乳液状になっているのですが、ビーソフテンは化粧水に近い感じです。保湿効果を重視する場合は、ヒルドイドを使用する方が適しています。

 

ただやはり、対処療法の域をでない

 

ヒルドイドは確かに副作用もほぼないですし安心して使える保湿剤ですが、あくまで対処療法、つまり肌の乾燥を根本から治してくれるものではありません。

 

バリア機能を回復し、刺激やアレルゲンですぐ荒れない強い肌をつくるには、肌の内部に適切な成分を届けることが求められます。

 

その成分として代表的なのが「セラミド」です。肌の水分を蓄えるセラミドは加齢とともに身体からどんどん減っていってしまいます。年齢を重ねるほど乾燥肌がひどくなるのがこれが大きな原因。

 

ですので、高機能なセラミドが配合された美容液やクリーム、化粧水などを使って肌に潤いを取り戻すことが大切です。